ビットコイン
BTCは18日も上値が重く、2日連続の陰線を確定した。そんな中、オンチェーンからはいくつかポジティブな兆候も確認されている。
暗号資産アナリストのSykodelic氏は19日、自身のXにて「ビットコイン市場に短期的な反発の兆候が見えている」との見解を示した。
現在、ビットコインのポジション構造において非常に大きな変化が見られている。これまでの局面と比較して、新規ロングポジションの積み上がりが明らかに減少しており、市場参加者のセンチメントが慎重姿勢へと傾いているのだ。
現時点では、約10億ドル規模のロングに対して、ショートポジションは約200億ドルに達しており、その差は約20倍という極端な状態にある。この極端なポジションの偏りは、ショート側に潜在的な清算(ショートスクイーズ)の圧力が蓄積されていることを意味する。実際、ショート清算はロング清算の約20倍に達しており、短期的には上方向への価格圧力が生まれやすい状況と考えていいだろう。
また、市場心理の面でも弱気センチメントが顕著だ。SNSでは「ビットコインはゼロになる」といった極端な悲観論や、下落のたびに目標価格を引き下げる恒常的な弱気派の意見が増加している。また、量子コンピュータ関連のFUD(恐怖・不確実性・疑念)や、長期間の値動き停滞による時間的キャピチュレーションも観測されており、市場全体が疲弊感を帯びている。
一方、こうした極端なポジション偏重とネガティブなセンチメントは、歴史的には短期的な反発の前兆として現れることが多い。短期足(LTF)で数回の値動きが発生すれば、溜まったショートポジションを巻き込む形で上昇が加速する可能性もある。「目先のターゲットは64,000〜65,000ドル付近が意識される」とSykodelic氏は結論づけた。
暗号資産アナリストのCryptofy Hub.altsは19日、自身のXにて「弱気相場の最終局面が近づいている」との見解を示した。
市場では主にマネーサプライ(通貨供給量)が注目されているが、市場内の「フリーマネー」、すなわち純流動性(ネット流動性)も非常に重要だ。Cryptofy Hub.alts氏の分析によれば、過去4年間にわたり純流動性は収縮局面にあり、それが仮想通貨市場の伸び悩みの背景となっていた可能性がある。
暗号資産市場は余剰流動性を吸収する性質を持ち、流動性が拡大すると価格が押し上げられやすい傾向がある。Cryptofy Hub.alts氏は世界の流動性が今後拡大する可能性が高いとし、チャートの観点からも、現在は弱気相場の終盤段階に位置している可能性があると分析する。
ビットコインは依然として弱気な値動きを続けているが、今後も相場転換のタイミングを見極め、優位性の高いエントリーポイントを探っていきたいところだ。
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