暗号資産の公開トークンセールは過去5年で最も低調な四半期を迎えている。2026年第2四半期のIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)、IDO(イニシャル・DEXオファリング)を通じた資金調達額はわずか5800万ドルにとどまった。
この金額は前四半期比で85%減となり、公開トークンによる資金調達市場の資金流入が急減していることが浮き彫りとなった。
CryptoRankのデータによれば、第2四半期の公開セール件数は37件となり、第1四半期の105件から65%減少した。特に5月は非常に静かな月となった。
この月に完了したトークンセールは13件のみだった。これは2020年末に4件を記録して以来、最も少ない月間件数である。5800万ドルという調達額も、CryptoRankのデータセットにおける四半期ベースでの最小記録となった。
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この傾向は過去の数字と比較するとより鮮明になる。2025年第2四半期は1億3500万ドル、2024年第2四半期は3億7500万ドルが調達された。
これらと比べて、2026年第2四半期は前年同期比で57%減、2年前比では85%減となった。セール件数は2024年第2四半期の576件、2025年第2四半期の255件から、今四半期はわずか37件まで減少した。
減少傾向は四半期ごとにも続いている。調達額は2025年第4四半期の4億8200万ドルから2026年第1四半期の3億9000万ドル、そして第2四半期の5800万ドルへと下落した。
こうした減速傾向のなかでも、IDOは依然として主な資金調達手段となっている。2026年の公開セール全体の68.6%をIDOが占め、IEOは19.9%、ICOは残りの11.5%となった。
2024年以降、開示された資金調達額は3017件のセールで40億ドルに達している。第2四半期がまだ進行中のため、最終的な数字は変動する可能性があるが、現状では過去数年の最安値圏にある。
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