ソフトバンクグループの株価は月曜日に14%急騰した。CEOの孫正義氏がフランスにおける750億ユーロ(870億ドル)規模のAIデータセンタープログラムを発表したことが背景にあり、これは同社にとって欧州最大のインフラ投資となる。
SoftBank Group Corp., SFTBY
同株式は2026年に70%以上上昇しており、アームホールディングスとOpenAIへの出資を通じたソフトバンクのAIポジショニングに対する投資家の信頼が背景にある。
孫氏はフランスの「Choose France」サミットにてエマニュエル・マクロン大統領とともに投資を確認した。孫氏によれば、より広いシステム全体を考慮すると、総コミットメントは7500億ドルに近いという。
第一段階では530億ドルを投じ、2031年までにオー=ド=フランス地域――具体的にはダンケルク、ボスケル、ブーシャン――に3.1GWのAIデータセンター容量を構築する。
ソフトバンクは子会社のSBエナジーと連携し、フランスの技術大手シュナイダーエレクトリックと提携してダンケルクに大規模な産業生産クラスターを開発する予定だ。プログラム全体ではフランス国内で5GWの容量を目標としている。
孫氏はフランスの送電網インフラ、工業用地、そして優れた技術人材を選択の主な理由として挙げた。フランスの電力網は主に原子力で賄われており、欧州の他の地域と比べて低炭素かつ安定したエネルギーコストを実現している。
これが重要な理由は、エネルギーコストが欧州におけるAIデータセンター開発の最大の障壁の一つとなっているからだ。電力価格の急騰――一部は米国・イラン紛争にも関連している――により、欧州大陸全体で大規模なコンピューティング投資が困難になっている。
ソフトバンクのフランスへの賭けは、すでに米国で進行中のより広範なAIインフラ推進の延長線上にある。
同社はOpenAIに300億ドル以上を投資しており、3月期末までにそのポジションから450億ドルの投資益を計上している。NvidiaベースのAIサーバーを支えるチップ設計を手がけるアームホールディングスへの出資により、AIブームのインフラ層と緊密に結びついている。
ソフトバンクは、フランスのデータセンターがAI企業、クラウドプロバイダー、企業、公共機関、研究機関にサービスを提供すると述べた。また、地元の大学や工科系学校と連携し、人材育成を支援する計画もある。
FactSetのデータによると、ソフトバンクは今年初めに時価総額でトヨタを抜き、日本で最も価値のある企業となった。
「Choose France」サミットは外国投資を呼び込むことを目的としており、フランス大統領府によれば、今週の発表では約100社からコミットメントが集まったという。
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