ニキタ・ビア氏はローマ教皇に対し、Xのリンクが投稿の露出を抑制することはないと述べ、同プラットフォーム上で広く信じられていたSNS上の誤解を否定した。ニキタ・ビア氏はローマ教皇に対し、Xのリンクが投稿の露出を抑制することはないと述べ、同プラットフォーム上で広く信じられていたSNS上の誤解を否定した。

X、ローマ教皇レオの投稿に関する誤解を否定

2026/06/01 03:28
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Xプロダクト責任者ニキータ・ビア氏が5月31日、SNS上で広まる神話を否定し、バチカンの公式アカウントに対して「Xの投稿にリンクを埋め込んでもリーチは減少しない」と直接説明した。

今回のやり取りは、バチカンの公式アカウント@Pontifexがレオ14世による回勅「マグニフィカ・ヒューマニタス」から抜粋し、その全文へのリンク(vatican.va)を添えて投稿したのが発端。1人のユーザーが「アルゴリズム上有利になるよう、URLはスレッド返信内に追加した方がよい」と助言したことに始まる。

Xプロダクト責任者が直接説明

ビア氏は、カトリック教会のトップに宛てて、1行の返信を投稿した。

プロダクト責任者として、ビア氏はXのランキングおよびレコメンド設計を統括している。この説明は当該分野で公式声明と同等の重みを持つ。

「外部リンクは投稿リーチを抑制する」との見方は、長年SNSで広まってきた。多くのSNS運営チームがリンクを返信スレッドに投稿するなど、回避策を取ってきた。

ビア氏は2025年半ばにXへ参加。バイラル型ソーシャルアプリTBHとGasを開発し、それぞれFacebookとDiscordに売却した実績がある。就任初年度は波乱含みのスタートとなった。

2026年初頭、暗号資産クリエイターから「暗号資産関連コンテンツのリーチが抑制されている」と指摘される事態となり、同氏が議論の中心に。イーロン・マスク氏が数時間で収益分配変更を一時停止し、その後クリエイターのマネタイズを巻き戻す対応もあった。

ビア氏はまた、暗号資産ボットによるスパム被害について「現行技術では解決困難」と認めている。最近ではデジタル資産との関係構築を目的に、X上で暗号資産関連製品の開発方針を示唆した。

今回コメントの対象となった文書は、別の懸念を扱うものだ。レオ14世は5月15日、レオ13世による労働と産業化に関する基礎文書「レールム・ノヴァルム」発布135周年を記念し、「マグニフィカ・ヒューマニタス」に署名した。

4万2300語にわたる人工知能に関する回勅は、「倫理の発展を伴わない技術進歩は手段の増加にとどまり、真の人間的進歩につながらない」と主張する。

レオ14世は、Anthropic共同創業者クリストファー・オラー氏とともにバチカンで本回勅を発表した。プロダクト責任者による短い返信は、その主張への小さな注釈ともなりそうだ。

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