ブラックロックのiSharesビットコイン・トラスト(IBIT)は月曜日、新規資金流入を記録せず、米国のビットコイン(BTC)現物ETF全体でその日だけで2億6300万ドルの資金流出となった。この下落により、9営業日連続の流入が途切れた。
この反転は、最大のビットコイン現物商品にとって緊張感の高まる中で発生した。IBITへの資金流出入は過去6か月間ほぼ横ばいが続いている。ビットコインが直近高値圏で推移する中でも、機関投資家による新規買い意欲は冷え込んでいる状況。
SoSoValueのデータによれば、米国のビットコイン現物ETFは4月27日に合計2億6300万ドルの資金流出となった。この動きにより、9営業日連続の流入記録に終止符が打たれた。直前の1週間で、ETFには約7億6700万ドルの資金が流入していた。
ブラックロックのIBITは売り圧力の要因とはならなかった。しかし、同ETFのネットフローは過去6か月間、横ばいで推移している。この停滞は、ビットコインが8万ドルという心理的節目を下回る水準で推移している中で発生している。
米国のイーサリアム(ETH)現物ETFは同じ日に合計5048万ドルの資金流出となった。このカテゴリーのほぼすべてのETFで出金が発生した。
ブラックロックのステーキング型ETH ETF(ティッカー:ETHB)は、この中で唯一新規資金を集めた。資金流の明暗は、イーサリアムの利回りが上昇する中、機関投資家がパッシブ型よりもステーキング型商品を選好している可能性を示す。
ソラナ(SOL)のETFも週間で好調な実績を出しながら、この日わずか121万ドルの純流出となった。一方で、ビットコインETFの直近7日間の資金流入は2億8300万ドルとプラスを維持している。
ブラックロックにとって、IBITの停滞とETHBの新規流入という対照的な動きは、機関投資家のリスク選好先がどこに向いているのかを示している。
投資家は第2四半期終盤、パッシブなビットコインよりもイールド(利回り)型商品の選好を強めている。

