【2026年】Upbit(アップビット)の代替取引所おすすめ比較:デリバティブ取扱ゼロのUpbitに代わる取引所はどれ?
今回比較したUpbitの代替取引所のなかで、当社が最もおすすめするのはMEXCです。決め手は、ある1つの数字にあります。
韓国外のトレーダーが実際に利用できるBTC市場とUSDT市場で、Upbitの手数料は0.25%です。一方のMEXCはテイカー0.0500%、メイカー0.0000%で、取扱銘柄数はおよそ5倍。さらに、Upbitがまったく提供していない無期限先物も取引できます。
ほかに検討すべきなのはBinance、Bybit、OKX、Krakenの4社です。どれが合うかは、まず「どこで合法的に登録できるか」で決まります。
Key Takeaways
- 本比較での一押しはMEXCです。手数料はメイカー0.0000%、テイカー0.0500%で、対するUpbitはBTC市場とUSDT市場で0.25%を課しています。
- Upbitが掲げる0.05%はウォン市場のみの料率で、利用するには韓国の銀行の実名確認口座が必要です。
- Upbitは韓国・シンガポール・タイ・インドネシアで、それぞれ別のライセンスを持つ4つの会社として運営されています。そのため、どの国に住んでいるかで取扱銘柄と手数料体系が決まります。
- Upbitには先物も無期限先物もマージン取引もないため、現物ポジションをヘッジするには必ず2つ目のアカウントが必要になります。
- MEXCは米国、英国、カナダ、欧州経済領域(EEA)の居住者にはサービスを提供していません。また、韓国居住者は韓国金融情報分析院(KoFIU)に申告受理された取引所を引き続き利用すべきです。
結論:Upbitで海外トレーダーの手数料が5倍になる理由
Upbitの代わりを探している人の多くは、Upbitに不満を抱える利用者ではありません。
そもそもUpbitの利用者になれない人か、登録してから、レビューで読んだ料金表が自分には適用されないと気づいた人です。
Upbitが公開している手数料表は1つだけで、行は3つしかありません。
ウォン市場は0.05%、BTC市場とUSDT市場は0.25%です。
ほとんどのレビューが引用するのは最初の数字です。目玉となる数字であり、実際に低いからです。
ただし、この料率を利用するには韓国の銀行の実名確認口座が必要です。
1,000ドルのテイカー取引1回で比べると、手数料はUpbitが2.50ドル、MEXCは50セントです。
2つ目の問題は、価格とは関係ありません。
Upbitには先物も無期限先物もマージン取引もありません。つまり、Upbitで何を買っても、同じプラットフォーム上ではヘッジできないのです。
あなたはどのタイプ?
この疑問を持ってたどり着く読者は大きく3つのタイプに分かれ、必要な答えもまったく異なります。
韓国にお住まいの方
韓国の法律では、国内の暗号資産取引は韓国金融情報分析院に申告受理された事業者を通じて行うことになっています。Upbitは運営会社Dunamuのもとで、仮想資産サービスプロバイダー(VASP)の申告受理番号2021-01を取得しています。
本記事は、未申告の取引所への乗り換えを勧めるものでは一切ありません。以下のプラットフォーム比較は、韓国以外にお住まいの読者を対象としています。
すでにシンガポール・タイ・インドネシアのUpbitで取引している方
アカウントはお持ちでも、利用できるのは規模の小さい現地向けの銘柄リストで、BTC建てやUSDT建ての取引にはウォン市場以外の料率が適用されます。
これら6市場でライセンス制度がどのように機能しているかは、当社の東南アジアの取引所比較で解説しています。
Upbitがまったく展開していない国にお住まいの方
最も多いのがこのグループです。あなたにとっての本当の課題は、Upbitそのものではありません。
Upbitで値動きしているのを見たトークンを、納得できる価格で実際に取引できる取引所を見つけることです。
MEXCの立ち位置:実際に使える市場とそのコスト
MEXCは、1つのアカウントと1つの手数料体系で、この2つの問題をまとめて解決します。
2026年6月1日から適用されている標準手数料体系では、現物取引の手数料はメイカー注文が0.0000%、テイカー注文が0.0500%です。この料率は、USDT建て・USDC建て・BTC建てのどれで取引しても変わりません。
無期限先物も同じアカウントで取引できるため、現物ポジションとそのヘッジを1つのログインで管理できます。
実際に適用される手数料
1,000ドルあたり2ドルの差はわずかに思えますが、実際の取引頻度を掛け合わせると話は変わります。
アクティブトレーダーの現実的な1カ月で試算してみましょう。テイカー取引高は50万ドルとします。
Upbitのウォン市場以外の標準料率では月1,250ドル、年間では1万5,000ドルになります。
MEXCなら月250ドル、年間3,000ドルです。
同じ市場で同じ注文を出すだけで、年間1万2,000ドルの差が生まれます。
メイカー側になると、手数料の差はキャンペーンの有無に左右されなくなります。
同じ月50万ドルを、板に置いて約定を待つ指値注文で取引した場合、Upbitの手数料は標準料率で月1,250ドル、現在のキャンペーン期間中なら250ドル、おそらく利用できないウォン市場でも250ドルです。
MEXCの手数料はゼロです。
どのケースでもメイカー手数料はゼロ。つまりこれは、本比較のなかで手数料キャンペーンでは埋められない唯一の数字なのです。
取扱銘柄の幅とヘッジの問題
Upbitの上場審査は意図的に慎重で、取扱銘柄数にもそれが表れています。
同じ集計方法で比べられるよう、2026年9月1日に両取引所のCoinGeckoページを確認したところ、Upbitの現物取扱銘柄は344、MEXCは1,635でした。
およそ5分の1です。
アグリゲーターの集計はCoinGeckoが追跡している取引ペアのみが対象で、当社を含め、各プラットフォームが独自に打ち出す数字とは異なります。だからこそ、ここでは2つの数字を同じ日に同じ情報源から取得しています。
取扱銘柄の幅が最も重要になるのは、まさに読者がこのページにたどり着くきっかけとなる場面です。
あるトークンがUpbitに上場して価格が動き、読者も自分で取引したくなる、という場面です。
取扱銘柄が344の取引所では、その読者は上場審査委員会の判断を待つしかありません。
取扱銘柄が1,635の取引所なら、たいていその市場はすでに存在しています。
次はヘッジです。
MEXCは現物と無期限先物を1つのアカウントで提供しているため、現物ポジションを持つトレーダーは、担保を第三のプラットフォームへ移さずに反対方向のショートポジションを建てられます。契約数やレバレッジのティアについては、当社のデリバティブ取引所比較で詳しく解説しています。
Upbitのユーザーが同じことをするには2つの取引所にまたがる必要があり、その間には2回の出金手続きと、2回分の送金リスクが挟まります。
MEXCが向いていないケース
MEXCはセーシェルで登録されており、誰にとっても正解というわけではありません。
米国、英国、カナダの居住者にはサービスを提供しておらず、これらの市場の読者は現地でライセンスを取得したプラットフォームを利用すべきです。
また、2026年7月1日の暗号資産市場規制(MiCA)の移行期限を受けて欧州経済領域から撤退したため、EEAの居住者はMiCA認可を受けた取引所を検討してください。
韓国ウォンの入出金ルートはなく、Upbitシンガポールが持つ主要決済機関(MPI)ライセンスに相当する資格もありません。
手数料についても、2つの条件を明記しておきます。但し書き付きのゼロを掲げても意味がないからです。
0.0000%が適用されるのは標準現物手数料体系のメイカー注文で、テイカー手数料は0.0500%です。また、MX控除は20%割引であって、半額になるわけではありません。
API経由の先物取引は別料金で、2026年6月1日からメイカー0.060%、テイカー0.080%です。この料率は、キャンペーン価格を含むWeb版・アプリ版の手数料体系よりも優先されます。詳しくは当社の手数料完全ガイドをご覧ください。
Upbitの実際の仕組み
前述の2つの事実は、Upbitの組織構造から生じています。乗り換え先を選ぶ前に、この構造を理解しておく価値があります。
1つのグローバル取引所ではなく、4つの会社
Upbit韓国は、ソウルに本社を置くDunamuが運営しており、取引額ベースで韓国ウォン建て取引所の最大手です。
Upbitシンガポールは別会社で、シンガポール金融管理局(MAS)から主要決済機関ライセンスを取得しています。
UpbitタイとUpbit Exchange Indonesiaもそれぞれ別会社で、各国の制度のもとでライセンスを取得しています。
会社が4つあるということは、取扱銘柄リストも、法定通貨の入出金ルートも、現地のルールも4通りあるということです。
見落としやすく、気づくのが遅れると高くつくポイントがあります。レビューで紹介されているUpbitはたいていUpbit韓国であり、本記事の読者のほとんどが参加できないのが、まさにそのUpbit韓国なのです。
現物取引のみは意図的な設計
Upbitには、無期限先物も、期限付き先物も、オプションも、マージン取引もありません。
2026年9月1日に確認したCoinGeckoのUpbit取引所ページでは、マージン取引は「利用不可」となっています。Upbitはデリバティブの手数料表も公開していませんが、そもそも公開すべき手数料が存在しないからです。
これは製品ロードマップ上の抜けではなく、意図的な選択です。
韓国の規制により、国内取引所は現物取引に限られてきました。また、Upbitは一部の競合他社のように、海外でデリバティブ部門を立ち上げてもいません。
レバレッジに一切関わりたくない読者にとって、この方針はまさにメリットです。
しかし、現物ポジションをヘッジしたい人や、過熱していると思うトークンをショートしたい人にとっては、越えられない天井になります。
デリバティブを取引するためにUpbitから乗り換える、という話ではありません。
Upbitはデリバティブを一切提供していないので、2つ目のアカウントを開設することになるのです。
1つの手数料表に、大きく異なる2つの数字
公式の手数料表は細部が重要なので、注意深く読む価値があります。
ウォン市場は通常注文で0.05%、予約注文では0.139%です。
BTC市場とUSDT市場は、注文の種類を問わずどちらも0.25%です。
3つの市場すべてでメイカーとテイカーの料率が同じなのは珍しいことです。Upbitでは、指値注文を板に置いて流動性を提供しても、割引は一切受けられません。
表示料率には付加価値税が含まれているため、手数料ページの数字がそのまま実際に支払う料率です。
今週、価格を比較しているなら知っておきたい、現在進行中の注意点が1つあります。
Upbitは現在、BTC市場とUSDT市場の手数料を0.05%まで引き下げる期間限定のキャンペーンを実施しています。これは同社の手数料ページでも公表されており、ソウル経済新聞は実施期間を8月29日から2026年9月11日までと報じています。
キャンペーンはいずれ終わりますが、標準の手数料体系は続きます。計画を立てる際は0.25%を前提にしてください。
Upbitの代替取引所を比較:6取引所・5つの評価軸
手数料を比較する前に、ほとんどの答えを決めてしまう問いがあります。そもそもアカウントを開設できるのか、です。
以下の5つの評価軸は、Upbitから離れる人やUpbitを利用できない人にとって、実際に選択を左右するものです。登録できるか、何建てで取引できるか、取引コストはいくらか、ヘッジできるか、そして誰が取引所を監督しているか、です。
| プラットフォーム | 韓国外の個人投資家が登録できる地域 | 取引市場(建て通貨)と法定通貨の入出金ルート | 標準現物手数料(メイカー/テイカー) | 無期限先物 | 規制状況 |
| Upbit | 韓国・シンガポール・タイ・インドネシアのみ(4つの別会社が運営) | 運営会社に応じてKRW、SGD、THB、IDRのいずれか。ほかにBTC市場とUSDT市場 | ウォン市場は0.05%、BTC市場・USDT市場は0.25%。メイカー・テイカー同率 | なし | 韓国ではKoFIUに申告受理済み、シンガポールではMASの主要決済機関ライセンスを取得 |
| MEXC | 米国・英国・カナダ・EEAを除く大半の市場 | USDT建て・USDC建て・BTC建ての市場、EURとBRLの入金ルート | メイカー0.0000%、テイカー0.0500% | あり | セーシェルで登録、EU・米国のライセンスはなし |
| Binance | 米国とEEAを除く大半の市場、英国では新規登録を制限 | 幅広い法定通貨に対応、USDTなどの建て通貨も利用可能 | VIP 0でメイカー0.10%、テイカー0.10% | あり | 複数の市場でライセンスを取得、米国事業は別会社が運営 |
| Bybit | 米国を除く大半の市場 | USDT建て・USDC建ての市場、一部の法定通貨ペア | 非VIPアカウントでメイカー0.10%、テイカー0.10% | あり | EEA向けにMiCA認可を受けた法人を運営 |
| OKX | 米国を除く大半の市場 | USDT建て・USDC建ての市場、複数の法定通貨入出金ルート | 標準ティアでメイカー0.080%、テイカー0.100% | あり | MiCA認可を受けた法人を運営、複数の市場でライセンスを取得 |
| Kraken | 米国・英国を含む190カ国以上 | USD、EUR、GBPなどの法定通貨とUSDT | Kraken Proのエントリーティアでメイカー0.38%、テイカー0.80% | あり | 米国拠点で、米国の先物部門は米商品先物取引委員会(CFTC)に登録、EUではMiCAの認可を取得 |
データは2026年9月1日時点で、各取引所の公式手数料表、ヘルプセンター、利用規約をもとに確認しています。VIPティア、トークン割引、キャンペーンを適用する前の標準公表料率です。UpbitはBTC市場とUSDT市場で、2026年9月11日まで期間限定の手数料引き下げを実施しています。
Upbitの主な代替取引所5社をレビュー
各取引所は、それぞれが本当に強みを持つ分野で評価し、実際の弱点もあわせて記載しています。
MEXC:1つのアカウントで銘柄の幅とデリバティブを両立
総評:USDT建ての豊富な銘柄とヘッジ手段を求めるトレーダーに最も適した選択肢です。ただし、サービス制限地域外にお住まいの場合に限ります。
MEXCは、Upbitが構造上グローバルユーザーに提供できない2つのものを備えています。メイカー0.0000%・テイカー0.0500%で取引できるUSDT建ての豊富な銘柄リストと、現物ポジションと同じアカウントで取引できる無期限先物です。
すでに保有している通貨のまま取引できるので、資金をステーブルコインで持っている人は、両替のステップを丸ごと省けます。
メリット
- 標準現物手数料体系のメイカー手数料はゼロです。本比較のどのキャンペーンも、これを下回りません。
- CoinGeckoでの現物取扱銘柄は1,635で、同じ日に計測したUpbitは344です。
- 現物と無期限先物が同じアカウントにあるため、ヘッジにプラットフォーム間の送金は不要です。
デメリット
- 米国、英国、カナダの居住者は利用できず、2026年7月1日以降はEEAからも撤退しています。
- ライセンスの取得状況はKrakenやUpbitシンガポールほど充実しておらず、コンプライアンスを重視する読者にとっては大きな判断材料になります。
- 韓国ウォンの入出金ルートがなく、Upbitの0.05%が適用される市場に直接アクセスする手段もありません。
Binance:板の厚さの基準
総評:主要ペアで大口取引をするなら、今も基準となる取引所です。
注文が大きく、手数料よりスリッページのコストのほうが高くつくなら、何よりも板の厚さが重要です。そしてBinanceは、トレーダーが板の厚さを測る際に最もよく基準にする取引所です。
法定通貨への対応も本記事で取り上げるなかで最も幅広い部類に入るため、ステーブルコインの送金ではなく法定通貨での入金ルートが必要な場合には大きなポイントになります。
メリット
- 主要ペアの板の厚さは、常にトップクラスと評価されています。
- 法定通貨の入金ルートが幅広く、現地の銀行から入金する際に便利です。
- デリバティブ、Earn、ステーキングまで、幅広い商品を1か所で利用できます。
デメリット
- エントリーティアの現物手数料はメイカー・テイカーともに0.10%で、MEXCのテイカー料率の2倍です。メイカー手数料に至っては、MEXCは一切請求していません。
- 主要市場での提供状況がたびたび変わっているため、利用前に対象地域かどうかの確認が必要です。
- 商品ラインナップが非常に多く、初めて使う人にとっては実際にわかりにくい面があります。
Bybit:デリバティブトレーダー向けの設計
総評:無期限先物がヘッジ用ではなくメインの取引なら、有力な選択肢です。
Bybitは2018年からデリバティブ中心で運営しており、注文の種類、テストネット、執行ツールは、先物の取引画面に張り付いているトレーダー向けに作られています。
MiCA認可を受けた法人を通じて、MEXCがもう提供していないルートをEEAの読者にも用意しています。
メリット
- デリバティブの取引画面が成熟しており、主要な無期限先物の板も厚くなっています。
- EEA向けにMiCA認可を受けた法人があり、これは複数のオフショア取引所にはない強みです。
- コピートレードのエコシステムが確立しており、自分で取引するより他のトレーダーをフォローしたい人に向いています。
デメリット
- 非VIPアカウントの現物手数料は、メイカー・テイカーともに0.10%です。
- 現物の取扱銘柄は、銘柄の幅を重視する取引所より少なめです。
- 米国居住者は利用できず、ほかにも複数の市場で制限があります。
OKX:資本効率と証拠金ツール
総評:1つの担保プールで複数のポジションを運用するなら、最も充実したツールがそろっています。
OKXは統合アカウントの先駆けとされ、現物、マージン、無期限先物で担保を共有できます。ポートフォリオマージンモードは、ヘッジを組んだポジション群にとって確かな強みです。
また、zk-STARKによる準備金証明(PoR)を毎月公開しており、本記事で取り上げる複数の取引所よりも開示頻度が高くなっています。
メリット
- 統合アカウントとポートフォリオマージンにより、ヘッジポジションに拘束される担保を解放できます。
- 暗号技術を用いた準備金証明を毎月公開しています。
- エントリーティアのメイカー料率0.080%は、BinanceとBybitのどちらよりも低い水準です。
デメリット
- テイカー料率0.100%は、MEXCの2倍です。
- 機能が豊富なぶん、初心者にとっては学習のハードルが高めです。
- EEA向けの料金は、グローバル版とは別の、より高い手数料体系で運用されています。
Kraken:ライセンス重視の選択肢
総評:コストより規制上の信頼性を重視するならこれ。本記事で米国と英国の読者に対応している唯一の取引所です。
Krakenは米国を拠点とし、CFTCに登録された先物部門を持ち、EUではMiCAの認可を取得しています。米国とEUの両方をカバーしているのは、本比較のなかでKrakenだけです。
MEXCをはじめとするオフショア取引所が利用できない市場の読者にとって、Krakenは妥協案ではなく、現実的な答えになることが少なくありません。
メリット
- Krakenによると、米国と英国を含む190カ国以上の顧客にサービスを提供しています。
- 規制対応と監査体制が堅固で、長い実績があります。
- USD、EUR、GBPの法定通貨入出金ルートを直接利用でき、ステーブルコインを経由する必要がありません。
- 手数料ティアは取引高だけでなく保有資産額も考慮されるため、プラットフォームに2万ドルを保有していれば、取引しなくてもテイカー料率が0.38%に下がります。
デメリット
- 2026年7月9日の手数料ティア変更により、Kraken Proのエントリーティアはメイカー0.38%、テイカー0.80%となり、本表で最も高い手数料体系です。
- シンプルなアプリ画面ではさらに別の価格設定となり、提示価格にスプレッドが含まれています。
- 現物の取扱銘柄は、銘柄の幅を重視する取引所を大きく下回ります。
これらの取引所は、当社の2026年おすすめ暗号資産取引所ランキングにもすべて掲載されています。
韓国の価格プレミアムを理解する
韓国の外からUpbitを見ている人のほとんどが戸惑うことが、1つあります。
Upbitの価格は、ほかの取引所の価格と一致しないことがよくあるのです。
韓国ウォンの取引は国内銀行の実名確認口座を通じて行われ、裁定取引のために韓国へ資金を出し入れするには時間がかかるうえ、厳しく管理されています。
韓国の個人投資家の需要が急増すると、ウォン建て価格がグローバル価格を上回り、その状態が続くことがあります。通常なら裁定取引で価格差を解消するトレーダーが、十分なスピードや規模で動けないからです。
市場ではこれを一般に「キムチプレミアム」と呼び、価格差はどちらの方向にも生じる可能性があります。
韓国外の読者にとっては、実務上2つの影響があります。
世界のほとんどの人はUpbitのウォン市場で取引できないにもかかわらず、Upbitへの上場はトークンのグローバル価格を動かすことがあります。だからこそ、今後もUpbitでアカウントを開設することのない人たちまで、Upbitの発表を注視しているのです。
また、表示されているウォン建て価格は、実際に手に入る価格ではありません。目標価格ではなく、需要のシグナルとして捉えましょう。
それでもUpbitが優れている点
Upbitは弱い取引所ではありません。そうでないふりをする比較記事には、何の価値もありません。
ウォン市場の0.05%という料率は本当に低く、メイカーとテイカーの区別なく適用されます。VIPランクを上げたり、トークンを保有したりする必要もありません。
Upbitシンガポールはシンガポール金融管理局から主要決済機関ライセンスを取得しており、これはMEXCがどの地域でも満たしていない監督水準です。
顧客補償の実績は、これまで2回の事故で2回とも補償済みです。
2019年11月の約34万2,000 ETHの流出の後も、2025年11月27日のSolanaホットウォレットへの不正アクセスの後も、Dunamuは自社資金で顧客の損失を補填しました。
2025年の事故で流出した445億ウォンのうち386億ウォンが顧客資産で、Dunamuはこの部分を全額補償したとしています。
韓国金融監督院(FSS)は2026年7月にDunamuへ検査報告書を送付し、この事故に関する制裁審議を開始しました。審議は現在も続いています。
これらの事故は当時、DecryptやCointelegraphなどが報じており、2025年の事故ではコールドウォレットの保有資産に影響はありませんでした。
全額補償はあくまで約束であって、保証ではありません。この違いがなぜ重要なのかは、当社の記事取引所の保護基金は実際に何をカバーするのかで解説しています。
厳選された344銘柄のリストは、5倍もの銘柄を扱う取引所に比べて、質の低い銘柄に触れるリスクがはるかに小さいことも意味します。これは婉曲表現ではなく、実際のトレードオフです。
銘柄の幅を求めていないなら、幅広さはメリットになりません。
MEXCの見解
この比較記事を公開しているのは当社であり、当社自身も比較対象の1社です。そこで、末尾の免責事項に埋もれさせるのではなく、当社の立場をはっきり述べておきます。
当社が何よりも勝っていると考えているのは、ただ1点。グローバルな読者が実際にアクセスできる市場の価格です。
Upbitの0.05%は本物の、しかも優れた数字です。ただし、それは韓国の銀行口座という壁の向こう側にあり、このページを読んでいるほぼすべての人に適用される料率は0.25%です。
それに対して、メイカー0.0000%・テイカー0.0500%は、わずかな改善ではありません。
ヘッジの点も過小評価されていると考えています。これは競争上の差ではなく、構造上の差だからです。
Upbitは無期限先物をまったく扱っていないため、デリバティブにおける本当の選択はMEXCかUpbitかではなく、アカウント1つで済ませるか、2つ持つかなのです。
一方、当社が勝てない点もあります。
Upbitシンガポールは主要決済機関ライセンスを持っていますが、当社はどの地域でも同等のライセンスを持っていません。監督体制を最優先で判断する読者は、このページのどの手数料の数字よりも、この点を重視すべきです。
Krakenのライセンス網はさらに広く、米国や英国の読者にとってはKrakenこそが答えです。当社はそもそも選択肢に入りません。
Upbitの厳選された344銘柄のリストは、制約ではなく編集方針です。流動性の低い銘柄で損をした経験がある人なら、それを好むトレーダーがいる理由をすでに理解しているはずです。
当社の手数料ページにも、後から気づかれるより先にお伝えしておきたい条件があります。ゼロが適用されるのは標準現物手数料体系のメイカー注文のみであること、MX控除は20%割引であって半額ではないこと、そしてAPI経由の先物手数料はWeb版・アプリ版の料率を完全に上書きすることです。
正直にまとめると、当社の強みはコストと銘柄の幅であって、ライセンスではありません。選んでいただくなら、実際に正しい理由で選んでいただきたいと考えています。
この6つの評価軸をどのように採点しているか、また自社の比較記事を公開する際に何を開示しているかは、当社のレビュー方法論で説明しています。
Bithumb、Korbit、CoinoneもUpbitの代替にならない理由
次に思いつくのは、別の韓国の取引所を試すことでしょう。実際、いまそこでの手数料は目を見張る水準です。
Korbitは2026年8月24日から1年間、ウォン市場の取引手数料を全面無料にしました。その2日後にはCoinoneも全銘柄の手数料を撤廃し、ソウル経済新聞は、これがUpbitの期間限定引き下げの引き金になった可能性が高いと報じています。
ソウル経済新聞によると、2026年8月28日の24時間取引額のシェアは、Upbitが50.8%、Bithumbが33.3%、Korbitが10.8%、Coinoneが5.1%でした。
しかし、いずれも韓国外の読者の役には立ちません。
これらの取引所はすべて、ウォン建てペア、韓国の実名確認口座、国内での申告という、Upbitと同じ土台の上に成り立っています。
手数料ゼロ競争は韓国の顧客を奪い合うものであり、利用するための条件は何も変わっていません。
あなたに合うUpbitの代替取引所は?
Upbitで見かけたトークンをUSDT建てで取引し、ヘッジの選択肢も確保したい方
本比較での当社の答えはMEXCです。メイカー0.0000%、テイカー0.0500%、取扱銘柄は1,635で、同じアカウントで無期限先物も取引できます。
アカウントを開設し、少額のテスト送金で入金したら、取引額を増やす前に、ご自身の取引画面に表示される実際の手数料を確認してください。
BTCやETHで機関投資家レベルの大口取引をする方
その規模では手数料より板の厚さが重要で、本記事のなかで最も板が厚いのは今もBinanceです。
無期限先物がヘッジ用ではなくメインの取引という方
BybitとOKXはどちらもそのために作られています。共通の担保で複数のポジションを運用するなら、OKXが一歩リードしています。
規制上の信頼性を最優先する方、または米国・英国にお住まいの方
答えはKrakenです。エントリーティアの手数料が高めなのは、そのライセンス網の対価です。
韓国にお住まいの方
KoFIUに申告受理された取引所を引き続き利用し、上記の内容は、ほかの市場の手数料水準を知るための背景情報としてお読みください。
Upbitから暗号資産を移す3つのステップ
ステップ1:保有資産を洗い出す
保有しているすべての資産をリストアップし、移管先の取引所が取り扱っているかを確認します。Upbitにあるトークンがほかの取引所で取引できるとは限らず、対応していない資産を入金すると取り戻せない可能性があります。
ステップ2:出金ネットワークを正確に合わせる
移管先のプラットフォームから入金アドレスをコピーし、送金元と送金先でネットワークが一致していることを確認します。ERC-20トークンをBEP-20のアドレスに送ってしまうのは、取引所の乗り換え時に資産を失う最も一般的な原因の1つです。
ステップ3:まず少額でテストする
最低出金額を送金し、着金を確認してから残りを送金します。
テスト送金にかかるのはネットワーク手数料1回分だけですが、その後のステップのリスクをほぼすべて取り除けます。
当社の暗号資産取引所の乗り換えガイドでは、同じ3つのステップを、より多くの取引所について解説しています。
ネットワークの選び方からテスト入金まで、送金そのものの手順は取引所間の移行完全ガイドで順を追って説明しています。
Frequently Asked Questions
Upbitは韓国以外でも使えますか?
シンガポール、タイ、インドネシアにあるUpbitの別会社を通じてのみ利用できます。各社がそれぞれ独自のライセンスと取扱銘柄リストを持っています。
それ以外の地域では、Upbitは利用できません。
Upbitで先物取引やマージン取引はできますか?
できません。
Upbitは意図的に現物取引のみに絞っており、無期限先物、期限付き先物、マージン取引はいずれもありません。ヘッジするには、別の取引所で2つ目のアカウントが必要です。
海外トレーダーにおすすめのUpbit代替取引所はどこですか?
本比較では、USDT建ての豊富な銘柄とデリバティブを1つのアカウントで利用したい方に、MEXCを最もおすすめします。手数料はメイカー0.0000%、テイカー0.0500%です。
取引額を決める前に、ご自身のアカウントで最新の手数料を確認してください。
Upbitでは、なぜ暗号資産の価格がほかと違うのですか?
韓国の資本規制と実名確認口座の制度によって、本来なら価格を均一化するはずの裁定取引が遅れるためです。
そのため、ウォン建て価格は長期間にわたってグローバル価格を上回ったり、下回ったりすることがあります。
Upbitの取扱銘柄数は、海外の取引所と比べてどのくらいですか?
2026年9月1日時点でCoinGeckoに掲載されていたUpbitの現物取扱銘柄は344で、同じ日に計測したMEXCは1,635でした。
2025年11月の事故の後も、Upbitは安全ですか?
Upbitは2025年11月27日、Solanaのホットウォレットから約445億ウォンを失い、Dunamuは自社資金で補填することを約束しました。
コールドウォレットの保有資産は影響を受けておらず、サービスは2025年12月1日から再開されています。
韓国居住者は海外の暗号資産取引所を利用できますか?
韓国の法律では、国内の暗号資産取引は韓国金融情報分析院(KoFIU)に申告受理された事業者を通じて行うことになっています。
韓国居住者は、申告受理された国内取引所を利用すべきです。
Upbitからほかの取引所へ暗号資産を移すには?
移管先がその資産を取り扱っているか確認し、送金元と送金先で出金ネットワークを正確に合わせたうえで、最低額でテスト送金してから残高を移してください。
リスクに関する注意事項
暗号資産の価格は変動が激しく、投じた資金の一部または全部を失う可能性があります。
手数料体系、キャンペーン料率、地域ごとの提供状況は、いずれもほとんど予告なく変更されることがあります。取引前に、利用予定のプラットフォームで最新の数値を確認してください。
無期限先物には強制決済(清算)のリスクがあり、レバレッジが高いほどそのリスクは大きくなります。また、手数料と資金調達料は、差し入れた証拠金ではなく、ポジションの想定元本全体に対して課されます。
プラットフォームを利用できるかどうかはお住まいの法域によって異なり、本記事は現地の規制を回避することを勧めるものではありません。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資・法律・税務に関する助言ではありません。取引の前に、ご自身で十分に調査してください。
MEXCでアカウントを開設して少額のテスト送金を行い、ご自身の取引画面に表示される手数料を、現在支払っている手数料と比べてみてください。
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2026年10月第3週 統計期間:2026年10月14日~10月20日 データ締切:2026年10月20日 主要ストーリー 先週、暗号資産市場は弱含みでレンジ相場が続き、予想を上回るインフレデータとETFからの継続的な資金流出が重しとなりました。ビットコイン は週初に約$83,000で始まった後、CPI発表を受けて週前半に一時$81,000付近まで下落しました。その後は米国債利回りの高止まりと変動

Kraken(クラーケン)の手数料を徹底解説(2026年):2026年7月9日のティア改定でエントリーティアのテイカー手数料が0.80%に倍増
2026年9月9日に取得したKrakenの手数料体系によると、Krakenはインスタント購入(Instant Buy)に1%の手数料とスプレッド、カスタム注文に1.5%を課しています。Kraken Proの現物取引はティア1でメイカー0.40%・テイカー0.80%、先物はメイカー0.02%・テイカー0.05%で、暗号資産の出金には銘柄ごとに定額の手数料がかかります。 Key Takeaways K

Kraken KYCを解説(2026年):Krakenのページは2つのルートしか示していないのに、なぜガイドはいまだに4段階を掲載しているのか?
Krakenでは入金・取引・出金の前に本人確認(KYC)が必要です。個人アカウントの認証には政府発行の身分証明書と発行から3か月以内の住所証明書が求められ、Krakenによると認証は通常30分以内に完了します。 Key Takeaways 2025年12月31日に更新されたKrakenの認証ページでは、個人向けのルートは「認証済み」(Verified)と「上限引き上げ」(higher limits
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ビットコイン(BTC)ハッシュレート・採掘難易度チャート|ネットワーク健全性の見方を徹底解説
概要 ハッシュレートとマイニングの難易度は、Bitcoinネットワークの状態を観察するための最も直接的な2つの指標ですが、それらはしばしば2つの独立したものとして誤解されます。実際、両方は同じものの2つの表現です。難易度は過去のブロック速度によって決定され、ブロック速度はハッシュレートによって決定されます。 2026年10月23日現在、CoinWarzのデータによると、採掘難易度は140.58 T

ビットコインのCME窓埋めは本当に起こる?BTC先物の「窓」とトレード手法を徹底解説
概要 CMEギャップはビットコイン取引で最も広く伝わっている技術的な言い方の一つで、その核心的な主張はギャップが遅かれ早かれ埋められることで、価格目標として使うことができる。 この主張は、2つの理由で徹底的にテストできるようになりました。1つは、CMEが2026年5月29日に暗号通貨先物とオプションを24時間取引に切り替え、週末のギャップが発生しなくなったため、この現象が閉じた完全なデータセットを

【9月米PPIプレビュー】卸売物価はCPIショックを裏付けるか?インフレ再燃の行方
概要 米労働統計局は10月15日、米国東部時間8時30分(UTC 12時30分、シンガポール時間20時30分)に9月の生産者物価指数を発表するが、このタイミングはPPIプレスリリースの前号の発表スケジュールに書かれていた。前日には9月の消費者物価指数が前年同月比3.7%に上昇し、市場予想の3.6%を上回り、8月の3.4%を上回ったというデリケートな位置に落ちた。 したがって、PPIに対する市場の注
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MEXCオンチェーン日次レポート:米国スポットビットコインETFは7日間で12億9000万ドルの資金流出
暗号資産市場はビットコインETFからの資金流出が加速し、市場が今年後半のFED追加利上げの可能性をますます織り込む中、引き続き圧力下に置かれた。同時に、AI搭載の決済インフラとトークン化金融サービスは急速な拡大を続け、一方で世界の規制当局は予測市場、ステーブルコイン、および個人投資家保護に対する監視を強化した。フィッシング攻撃や偽補償ポータルを巡るセキュリティリスクも、業界全体で引き続き重大な懸念

MEXCオンチェーンデイリーレポート:ロシア中央銀行、個人投資家にBTC、ETH、USDTのみの取引を制限
機関投資家の参加が暗号資産市場における主要な成長ドライバーになりつつある。ステーブルコイン決済ネットワークやトークン化証券から、ブロックチェーンを活用した公共サービスやAI関連の金融インフラに至るまで、伝統的金融とデジタル資産はますます一つの統合されたエコシステムへと収束している。
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SafeTradeの乗り換え先・代替先:平均スプレッド13.5%だと3,000ドルの取引でいくらかかるのか?
今回の比較で、当社はSafeTradeの代替先としてMEXCを第一候補に挙げます。2026年10月6日時点のCoinGeckoの表示では、MEXCの取扱銘柄数は1,448、平均スプレッドは0.775%だったのに対し、SafeTradeは53銘柄、13.46%でした。 CoinGecko上でPearl(PRL)を扱う取引所はわずか2つしかなく、SafeTradeは今もその1つです。また、MEXCは米

PointPayの代替サービス:運用・借入・支払い・取引の乗り換え先はどこ?
PointPayは、Earnアカウント、暗号資産決済、取引所の機能を1つのアカウントにまとめたサービスです。このうち取引については、今回比較した中で私たちが最もおすすめするのはMEXCです。現物取引の手数料はメイカー0%、テイカー0.05%です。 運用とカードでの支払いは、提供地域であればMEXC EarnとMEXCのVisaカードに移せます。なお、MEXCは米国と英国ではサービスを提供していませ

Koinbayの代替先:本物そっくりの偽ログインページが出現、安全に乗り換えるには?
今回の比較で、当社がKoinbayの代替先として最もおすすめするのはMEXCです。現物取引の手数料は、Koinbayの公式ドキュメントでは0.3%と0.6%ですが、MEXCではメイカー0%・テイカー0.05%です。さらに、MEXCからの正規のメールにはすべてフィッシング対策コードが表示されます。 Koinbayには引き続きグリッドボットとP2P取引がありますが、ログイン前にはURLを確認してくださ











