ビットコイン
BTCは4日、意識されていた7万ドルの水準を突破し、大きな陽線で引けた。そんな中、今後のビットコイン市場にとって重要な価格帯が見えてきた。
暗号通貨(仮想通貨)トレーダーのLuca氏は5日、自身のXにて「今後注目すべきは7万7,000ドルの水準だ」との見解を示した。
ビットコインは、投稿に添付された画像に紫で示された、高時間足サポートレンジを一時的に下抜けた後、現在は再びレンジ内に戻りつつある。このサポート帯があるのは、0.786フィボナッチの重要ポイント(約6万5,900ドル)、さらに2025年4月初旬の底形成エリアとも重なる水準だ。
また、この水準は3日足のブルマーケットサポートバンドとも重なっており、ここ数カ月にわたり反転ポイントとして機能してきた重要な価格帯である。ただし、現時点では強気転換を断定するには早い。まずは価格がブルマーケットサポートバンドを明確に上抜けるか、失われた高時間足サポートレンジを奪還することが、相場転換を裏付ける重要な要素となる。
特に、現在の局面で重要なのは利益最大化ではなく資本の保全だ。底打ちが確認される前に無理にリスクを取りにいくよりも、トレンド転換を裏付けるシグナルが出るまで待つ方が合理的と言えるだろう。ここ数カ月続いている高時間足の下落トレンドが終わったのか、それとも単なるレンジ調整や弱気トレンド継続なのかを見極める必要がある。
その判断基準として重要視するべきなのが、77,000ドルの水準だ。もし価格がこのラインを明確に突破すれば、より持続的な上昇トレンドへの展開も期待できるだろう。
一方、強気トラップの後に再び下落するリスクも依然残っているため、わずか10〜15%の短期上昇を取りにいくよりも、構造的なトレンド転換が確認されるまで守りを重視した方が賢明だ、とLuca氏は投資家に呼びかけた。
クリプト・フローアカデミーのCrypFlow氏は5日、自身のXにて「ビットコインは8万1,000ドル付近まで上昇する可能性がある」との見解を示した。
ビットコインは再び重要なレジスタンスを上抜けようとしているが、この動きは1月に起きた展開と非常に似ている。当時も価格はレジスタンスをブレイクしたように見えたが、その直後に強い売りが入り、結果的にはフェイクブレイクとなり、その後の下落につながった。
現在、ビットコインはその同じ価格帯を再びテストしている状況にある。この水準を明確に上抜けて定着できれば、モメンタムが一気に加速し、8万1,000ドル付近まで上昇余地が広がる可能性がある。
しかし、今回も上抜けに失敗した場合は再び強気トラップとなり、下方向へのより深い調整につながる可能性が残っている。「ここから形成される数本のローソク足が、このブレイクの真偽を決めることになるだろう」とCrypFlow氏は締めくくった。
ビットコインの価格は、今後の展開を左右する非常に重要な水準に近付いている。とはいえ、レジスタンスを抜けた瞬間がブルトラップになる可能性もあるため、エントリーを検討する際は、明確なブレイクアウトやその後の戻りサポートの確認を待ち、リスクを最大限に抑えたトレードを心がけよう。
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