ECCの元開発者が、Zashiのコードベースを用いて、新たなZcashウォレット「cashZ」をリリースする。
プライバシー重視の仮想通貨Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)の開発者が、Zcashの主要開発企業で営利企業のECC(Electric Coin Company:エレクトリック・コイン・カンパニー)からの離脱を発表してから24時間足らずで、既に新ウォレットの開発に着手していることが分かった。
ECCのジョシュ・スウィハート(Josh Swihart)元CEO(最高経営責任者)は2026年1月8日(木曜日)、ZcashのリリースとZashiウォレットの開発を担当したチームが、新たな会社を設立。新たなZcashウォレットを開発中であることを明らかにした。なお、CashZチームには、ZashiとZcashプロトコルを開発したエンジニアが参加。「cashZ」は、既存のZashiのコードベースを用いて開発され、数週間以内にリリースされる予定だ。
突然の組織分解であったにもかかわらず、スウィハート氏はチームのZcashへのコミットメントには何ら変化はないと強調している。
同氏は、Zashi開発チーム全体が「フルスタックZcash開発」に引き続き注力しており、ブロックチェーンや新たなトークン導入の予定はなく、エコシステムを分割する試みもないことを明らかにしたうえで、次のように語った。
CashZは最近、新しいウェブサイトを公開。同グループは、以前Zashiというウェブサイトを使用していたユーザーのために、スムーズな移行プロセスを計画していることを説明しており、Zashiユーザーが現在体験しているのと同じくらい簡単に移行できるようにするとウェブサイトには記載されている。
スウィハート氏によると、Zcashはサイファーパンクの原則に基づいて構築されており、物理的な現金と同様にプライバシーを基本的人権として扱う組織が必要だという。
また、非営利団体が急速に発展する仮想通貨開発を監督する際にしばしば生じる摩擦を批判し、非営利団体の役割について、ルールとプロセスを優先するのに対し、スタートアップはイノベーションと迅速な実行に適しているとスウィハート氏は述べている。
Zcash財団は、ネットワークを単一の組織が管理していないこと、ノードオペレーターから多くの独立した貢献者に至るまで、ブロックチェーンは意図的にグローバルに分散されていることを公表している。
これは基本的に、ネットワークが変わっていないことを証明したに過ぎず、最近の組織変更後も、通常通りの運用を継続。ブロックは生成され、取引は正常に決済され、ユーザーのプライバシーは保護されており、単一組織内または複数組織にわたる変更は、意味のあるものの一方で、Zcashブロックチェーンの整合性や継続性を損なうことはないと彼らは述べている。
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