ビットコインは24日も続伸し、日本時間25日早朝には一時89,000ドルを突破。しかし現在はやや戻り売り優勢となっており、まだまだ油断はできない状況だ。そんな中オンチェーンデータからは、ビットコインの上値を押さえつけてい […]ビットコインは24日も続伸し、日本時間25日早朝には一時89,000ドルを突破。しかし現在はやや戻り売り優勢となっており、まだまだ油断はできない状況だ。そんな中オンチェーンデータからは、ビットコインの上値を押さえつけてい […]

ビットコインに数年ぶりの好機サイン──クジラ買い継続で相場転換も

ビットコインは24日も続伸し、日本時間25日早朝には一時89,000ドルを突破。しかし現在はやや戻り売り優勢となっており、まだまだ油断はできない状況だ。そんな中オンチェーンデータからは、ビットコインの上値を押さえつけている真の要因や、長期的な買いのサインなども見えてきた。

流動性縮小の改善が相場回復のカギに

オンチェーン分析プラットフォームのアルファエクストラクトは25日、公式Xにて「世界的な流動性の縮小トレンドこそが、ビットコインの下落圧力の主要因」と指摘。

世界の流動性全体はわずか約100億ドル(約1兆5,670億円)増、流動性の変化率(RoC)ベースでは0.07%しか増えておらず、市場を支える材料としては非常に弱い状況。特に最近顕著になっている、米ドルへの流動性集中はリスク市場にとって逆風だ。各国の中央銀行も通貨防衛を優先するため、リスク市場からの資金流出が加速。結果的に暗号資産(仮想通貨)市場全体の値動きを鈍化させている。

一部では、米国財務省一般口座(TGA)が約1,100億ドル(約17兆2,300億円)の資金放出を行えば、相場が再び強気に転じると期待する声も。ただ、現在の大きな流動性収縮を考えると「この程度の規模ではトレンドを反転させるには不十分」という批判的な意見も多い。ただ一方で、過度に収縮した流動性が再び膨張する時、相場が大きく転換する展開も考えられる。

「私たちはRoC指標を注視し続ける。なぜなら、資金の流れが反転するとき、ビットコインが突如輝きだす可能性があるからだ」とアルファエクストラクトは締めくくった。

リスク&リターンが数年に一度の好機ゾーンへ突入

オンチェーン分析企業のクリプトクオントは25日、公式Xにて「ビットコインのリスクとリターンが数年に一度の好機ゾーンへ突入した可能性がある」との見解を投稿。

今回の調整局面で、リスクとリターンのバランスを測る指標である「シャープレシオ」がゼロ付近まで低下。この水準は、市場心理が不安定になり、先行きが読みにくくなる局面として知られているが、歴史的には2019年・2020年・2022年のように、大きなトレンド転換の前段階に現れる特徴的なサインでもある。

これが必ずしも相場の底打ちを示すわけではないが、長期的なリスク・リターンの改善が見込まれるポイントであり、市場の安定化、ボラティリティの正常化といった条件が揃えば、長期的な買い場としての魅力が高まると分析される。

とはいえ、まだ確信を持てる段階ではなく、シャープレシオが上昇に転じるまでは「短期的なボラティリティに警戒しつつ、ポジション調整を進めていく局面」とクリプトクオントは注意を促している。

クジラ勢による活発な購入は継続

オンチェーン指標のSpot Average Order Size(現物平均注文サイズ)を見ると、大口投資家(クジラ)によるビットコイン購入の活発化が確認できる。

現物平均注文サイズ クジラの購入が活発Spot Average Order Size(現物平均注文サイズ) 出典:CryptoQuant

現物平均注文サイズは点の色によってクジラの注文(グリーン)、個人投資家の注文(レッド)のどちらが優勢かを示す指標。グレーの点は双方の勢いが拮抗していることを示している。

11月に入ってからの下落局面からグリーンが目立ち始め、8万5,000ドル付近でも購入の勢いは継続。クジラ投資家は現在の局面をリスク・リターンが高い、長期投資の好機と見ている可能性がある。

今年2月から4月に発生した調整局面では、底打ち直前と上昇のタイミングで大規模なクジラの購入が確認されたことから、今回の動きも大きな相場転換の前兆となるかもしれない。

流動性の縮小という大きな逆風があるものの、オンチェーン上で確認できる大きな相場転換の兆候は注目に値する。引き続き短期的なボラティリティには警戒しつつ、長期的なエントリーポイントを検討してもいい局面と言えそうだ。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.70円)

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