クアラルンプール、6月22日 — 経済相アクマル・ナスルッラー・モフド・ナシルは本日、ホルムズ海峡の緊張に伴う世界的な貿易混乱にもかかわらず、マレーシアのインフレは依然として穏やかな水準にあるものの、主要セクターではコスト圧力が高まっていると述べた。
本日の下院(ドゥワン・ラーキャット)において同氏は、5月の最新データでインフレ率が2.0%となり、4月の1.9%をわずかに上回ったものの、価格圧力は現時点では引き続き抑制されていると示していると語った。
しかしアクマル氏は、複数の主要セクターでコスト圧力が高まっていると述べた。
「最も影響を受けているセクターには、物流、農業、食品生産、製造業、化学、プラスチック、包装、製薬が含まれる。
「世界の海上輸送コストはほぼ2倍に跳ね上がり、保険コストは危機のピーク時に最大16倍まで増加した」と同氏は口頭答弁セッションで述べた。
同氏はベトン選出議員ダトゥク・ドクター・リチャード・ラプ @ アマン・アナック・ベグリからの質問に答えたもので、ホルムズ海峡における貿易混乱が地場産業、特に操業コストに与える最新の影響と、2026年第2四半期の国内インフレ率について問われた。
農業・食品セクターについて、アクマル氏はマレーシアの肥料需要の63%が輸入に依存していると述べた。
現時点の評価に基づき、肥料コストは15%から20%上昇する見通しであり、飼料コストは約8%上昇すると予測されると同氏は語った。
同氏はさらに、混乱が続けば、こうしたコスト上昇が今後数四半期の食品生産コストの上昇につながる可能性があると付け加えた。
労働市場については、アクマル氏は現時点では安定した状況が続いており、労働参加率は70.9%であると述べた。
「失業率は3月に2.9%、4月に3.0%であった。危機が続けば、雇用、家計収入、企業の投資判断に影響を及ぼす可能性がある」と同氏は述べた。
リスクを軽減するため、政府は国民の保護、供給と価格の安定化、企業支援、長期的な経済レジリエンスの強化という4つの重点的な介入分野に注力していると同氏は述べた。
これらにはスンバンガン・トゥナイ・ラーマ(STR)、ブディ・マダニ、補助金付きディーゼル管理システム(SKDS)、スンバンガン・アサス・ラーマ(SARA)などのプログラムが含まれると同氏は述べた。
また、政府はエネルギー供給の安定確保に向けてペトロナスおよび業界関係者と連携しながら原材料の調達先を多様化するとともに、ラーマ・セールス・プログラムなどの取り組みを推進していると付け加えた。
企業支援については、アクマル氏はSME安定融資ファシリティの下で50億リンギットが配分されており、さらにSJPP関連スキームを通じた50億リンギットの保証が提供されていると述べた。

