XRP、UNI、HYPEが今週注目すべきトップ3のアルトコインとして浮上。スペースXやトランプ米大統領によるイラン和平合意が暗号資産市場全体に新たなブームをもたらし、投資家のポジショニングやモメンタムトレードの構図を変えつつある。
以下では各トークンの詳細、注目すべきテクニカル水準、市場を動かすマクロ要因について解説する。
この3つのアルトコインは、堅固なファンダメンタルズやテクニカルな動き、市場を牽引するマクロ要因へのエクスポージャーによって際立っている。
XRPは現在1.21ドル付近で推移している。過去24時間で2.0%上昇、直近7日間では8.9%の上昇となった。1.09ドル付近の直近安値からの回復で底堅さを示している。
クジラによる積極的な買い集めが主要ホルダー間で継続。また、XRP現物ETFへの資金流入も続き、機関投資家の関心が高まっている。RLUSDステーブルコインは国際送金チャネルでグローバル展開を強化している。
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テクニカル的には1.21ドルから1.25ドルのレンジ内でのもみ合いが続いている。主要なサポートは1.18ドルから1.20ドル。レジスタンスは1.25ドルから1.30ドル。短期的にはレンジ相場が続く見込みだが、上抜ければ1.35ドルが次の上値目標となる。
UNIは今週の中で際立つ上昇を見せた。Uniswapのネイティブトークンは約3.66ドルで推移している。過去24時間で24.3%上昇、直近1週間で49.7%という大幅な上昇となった。
この上昇は強気なアナリストレポートが後押し。そして、スタンダードチャータード銀行の長期見通しなどポジティブな要因に加え、DeFi市場全体の盛り上がりも背景。加えて、短期的な主要レジスタンスも高い取引高で突破している。
UNIの主なサポートは3.10ドルから3.30ドル。直近のレジスタンスは3.80ドルから4.00ドル。さらに、DeFiの預かり資産総額も拡大。リスク選好が続けば、4.50ドルが次の上値ターゲットとなる。
HYPEは現在73.02ドルに位置する。過去24時間で0.5%上昇し、直近7日間では32.3%もの大幅な上昇を記録。昨日の過去最高値76.70ドル直下で取引されている。
この上昇を後押ししているのは明確な材料。HYPEはハイパーリキッドによる分散型デリバティブ分野でのリーダーシップが背景となっている。また、米国とイランの合意やSpaceX新規株式公開(IPO)への関心がエコシステムの拡大とリスク選好の高まりを促進している。
主なサポートは68ドルから70ドル。レジスタンスは76ドルから80ドル。モメンタムは明確に上向きだが、短期的な過熱感からもみ合いもある見通し。直近の過去最高値を明確に上抜ければ、さらなる上昇が確定的となる。
現在、マクロ環境には多くの材料が急浮上している。スペースXは史上最大の新規株式公開(IPO)を実施し、時価総額が2兆8000億ドルを突破。世界中の投機的資産へリスク選好を促す要因となっている。
また、ハイパーリキッドではスペースX関連のパーペチュアル契約が活発化。これにより、同プラットフォームはプロダクト・マーケットフィットと新たな資本流入を兼ね備えた存在となった。
IPOを契機に個人・機関投資家のフローも変化。分散型取引所や高βアルトコインへのシフトが進む。UNIやHYPEなどモメンタム銘柄は、非常に短い期間で激しく値動きする可能性がある。
地政学的には、ドナルド・トランプ米大統領が米国・イランの和平合意成立を正式に発表。公式調印式は6月19日にスイスで実施予定。発表により、暗号資産ではビットコインが買われ、原油や金は下落した。
和平合意が成立すれば、投資資金が投機的資産に流入する可能性がある。一方、地政学的リスクが後退することで流動性が高まる。その流動性は往々にして暗号資産市場、特に基礎的価値が強い、もしくは普及が進むアルトコインに移動する傾向がある。
これら3つのトークンは市場の状況を的確に網羅している。HYPEはSpaceXと分散型デリバティブというストーリーを捉える。UNIはDeFiの循環物色の動きを担う。一方、XRPは国際送金機能を提供し、機関投資家が支える暗号資産の物語においてETFへのアクセスも可能にする。
