XRP(XRP)の価格は15日、9.3%上昇し、日中高値1.29ドルを記録した。大口ウォレットが供給シェアを増やし、XRP1,000ドルの価格予測が再浮上したため。
この動きは、米国とイランが合意に達し、リスク資産への圧力が緩和されたことを背景に、アルトコイン全体の回復を追随したもの。
XRPを巡る市場センチメントは、分析会社Santimentのデータによれば、2025年10月以来の低水準に落ち込んでいた。しかし同社は、極端な悲観期には強力な反発が現れる傾向があり、過去最大の上昇は投資家の関心が最も低かった時期に発生していると指摘した。
この反転は地政学リスクの後退にも助けられた。リスク資産への投資意欲が改善したことで、ビットコインは6万5300ドル付近まで上昇した。一方、原油価格は3%超下落し、金はほぼ2%上昇した。
ポジティブな流れはビットコインだけでなく、主要アルトコインにも波及した。昨日から上昇を続けるXRPもきょうは堅調。本稿執筆時点で1.22ドルとなり、過去24時間で3.25%上昇。
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地政学的要因に加え、暗号資産自体も大口保有者の買い支えが見られる。オンチェーンデータでは、100万枚以上のXRPを保有するウォレットが現在供給量の74.1%を保有。この層が過去6カ月で約15億3000万枚を追加した。
こうした中、学習アプリEasyA共同創業者で元ゴールドマン・サックスアナリストのドム・クオック氏はXRPの長期目標を2030年に1,000ドルと設定した。ユースケースの拡大と新規ユーザー参入の波が到来すると予想する。
クオック氏はブロックチェーンを黎明期のインターネットに例える。ウェブも有用なユースケースが浸透して初めて大衆に広がったと述べる。
同氏によれば、将来の価値はXRPレジャー上にアプリが構築されることでXRP自体に集約される点が異なる。他の暗号資産のようにトークンをバイパスしないと説明する。
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同氏は普及率のデータにも言及。
したがって大多数が市場に参入するとき、新規参入者は主要銘柄をスキップすると予想する。時価総額上位の資産は高値すぎるが、XRPなら参入しやすいと述べている。
参考までに、1.22ドルから1,000ドルへの上昇は約8万1867%のリターンとなる。この水準に4年以内で到達するには、数兆ドル単位の時価総額増加と、市場全体の拡大による時価総額60兆ドル超が必要となる。
これほどの成長には、かつてない普及、暗号資産市場の大規模な拡大、そしてXRPレジャーの金融・商業利用の大規模採用が不可欠となる。

