主要アルトコイン5銘柄が6月3日に、過去3カ月以上で最多となる新規ウォレットの活動を記録した。背景には暗号資産市場全体の下落があった。
サンティメントによると、DeXe(DEXE)、イセナ(ENA)、レイヤーゼロ(ZRO)、リテントリー(LIT)、ワールドコイン(WLD)が新規アドレスの急増を牽引した。
新規ウォレットの増加は、強い売り圧力の中で発生した。ビットコイン(BTC)は1週間で13%超下落し、6万5000ドルを割り込んだ。イーサリアム(ETH)も同期間で13.6%下落した。
暗号資産市場全体は先週に10%以上下落し、時価総額は2兆1000億ドル近くまで縮小した。特に大型銘柄が大半の損失を計上した背景にはETFの流出や、ストラテジーによるビットコイン売却がセンチメントを押し下げたことがある。
こうした弱含みの中で、新規ウォレット動向が際立つ。市場全体が下落する一方で、新たな参加者が増加している。
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サンティメントは、ネットワーク成長とは資産と初めてやり取りするアドレスを計測する指標だと説明している。アナリストは新規関心や普及の動向を把握する明確な材料の一つとして注目している。
急増した5銘柄はセクターも多様だ。DEXEはガバナンス、ENAは合成ドル、ZROは相互運用性、LITとWLDはアイデンティティ関連を担う。
特にワールドコインへの関心が高まっている。WLDはこの1週間で約79%上昇した。アーサー・ヘイズ氏はターゲット価格として10ドルを掲げ、今後のAI関連企業の上場ブームで恩恵を受ける可能性を指摘した。Maelstromのメモは8月までに5ドル到達との見方を示した。
過去にも複数アルトコインでネットワーク成長が加速する局面では、中期的な反発相場が確認されている。ただし、1回の急増でトレンドとは断言できない。価格が新規ウォレット動向に連動するかは、市場が下げ止まり投資家の流入が継続するかに左右される。
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