米上場企業Bitmine Immersion Technologies(NYSE:BMNR)は2026年5月26日、総保有ETHが5,390,404枚に達したと発表しました。これはETH全供給量(約1億2,070万枚)の4.47%に相当します。同社は2025年中盤から「Alchemy of 5%」計画を掲げており、開始から11か月で目標の89%を達成した計算です。詳細は公式プレスリリース(2026年5月26日)で確認できます。
BitmineはETHの大量保有で広く知られてきましたが、今回の更新により暗号資産全体の企業トレジャリー規模で世界2位に浮上しました。1位はStrategy Inc.(旧MicroStrategy)の818,000 BTC保有ですが、ETHに限定するとBitmineが首位です。この順位は5.39M ETH公表前の記事ながら趣旨を示すCoinMarketCap解説でも「Strategyに次ぐ2位」と紹介されています。
執筆時点(2026年5月27日)でETHは2,070~2,130USDのレンジを推移しています。年初来では▲21%と軟調ですが、直近1か月は+12%へ転じ反発基調です(データ:CoinGecko価格ページ)。Bitmineは今回の買い増し週だけで11.2万ETHを取得しており、相場下落局面を「バーゲン」と見做した形です。
プレス発表によるとBitmineは保有ETHの約87%(471万枚)を自社のMAVAN(Made in America VAlidator Network)でステーク中です。7日平均利回りが2.75%の場合、年換算で約2.76億USDの受取報酬が見込める計算になります。株式配当に例えると実質利回り2~3%が想定でき、企業財務としては「高配当株」的な安定収益源といえます。
ETHはイーサリアム上で手数料(ガス)やスマートコントラクト実行に使われるネイティブ通貨です。NFTやDeFiなど多様なアプリの“燃料”として機能するため、需要はネットワーク利用度に比例して増減します。ビットコインのような「固定上限」はなく、バーン(燃焼)により発行量が調整される点も特徴です。
個人投資家がETHやBitmine株で利益を狙う場合は、これらシナリオに沿ってポートフォリオ比率を調整するのが一案です。
ETH価格は2025年8月の高値4,955USDから一時▲60%下落しており、ボラティリティは依然高水準です。加えて、Bitmineは買い増し資金を社債や株式増資で賄うケースが多く、株主希薄化が進むリスクがあります。また米SECの「Project Crypto」やGENIUS法案など規制動向によっては、ステーキング報酬や保有会計処理が影響を受ける可能性もあります。
539万ETHという前例のない保有量は、企業が米株市場で資本を調達しつつ暗号資産を長期保有するモデルの有効性を示しています。初心者でも①定期的に少額積立、②余剰分をステーキング、③長期で複利効果を狙う──という基本を守れば、Bitmine流の「コア+ステーキング」戦略を小規模で実践できます。もちろん規制・税務・価格変動の三大リスクを念頭に、分散と情報収集を怠らないことが大前提です。
投稿 BitmineがETH保有539万枚へ拡大──世界2位トレジャリーを支えるステーキング収益と今後の値動き展望 は NFT-TIMES に最初に表示されました。
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