トルコ航空は、湾岸地域へのフライト再開を「さらに数週間」先送りしているとされているが、ピーク旅行シーズンに向けて10月中にイラン紛争前の水準に戻す意向だ。
同フラッグキャリアは4月に再び戦争が激化する前に運航再開の準備を進めていたと、新たに就任したムラット・セケル会長がフィナンシャル・タイムズに語った。
セケル氏は、ジェット燃料不足について「深刻な問題はない」としながらも、より大きな課題はコストの吸収だと述べた。
同社はジェット燃料に対して40パーセントのヘッジを行っていたにもかかわらず、残りの燃料を紛争前の価格の2倍で購入しなければならなかったと報告は伝えている。
トルコ航空は中東および米国路線の航空機を、需要が増加したアジアおよびアフリカ路線に振り替えたとセケル氏は述べた。
この措置により予算通りの収益を確保できたが、利益目標の達成は困難になる可能性があると同氏は付け加えた。
同社は350目的地のネットワークから21路線を削減し、現在は経営破綻した米国のキャリア、スピリット航空が使用していた数機の航空機の取得に向けて交渉を行ってきた。
またリース会社と最大10機の航空機取得に向けた交渉も行っているが、紛争を理由に交渉中となっている。
セケル氏は、トルコ航空が2033年までに最大850機を保有する見込みであり、国際座席数において世界3大キャリアの一角を占めると述べた。
同航空会社は今月2,100万人の旅客を運んだ。これは2025年の最初の3ヶ月間の1,900万人と比較したものだ。
IGAイスタンブール空港の最高経営責任者、セラハッティン・ビルゲン氏は、戦争の影響は否定できないが、この時期はトルコを「安全な港」として位置付ける認識を強調したと述べた。
ボルサ・イスタンブールで取引されているトルコ航空の株式は、月曜日のGMT 1:46にTL298.25と約4パーセント上昇し、今年これまでで約7パーセント上昇している。


