予測市場大手Polymarketが、Nasdaq Private Market(NPM)と提携し、非上場企業に関するリアルタイム市場を開始した。
利用者は、バリュエーションやIPO時期、セカンダリー株価に連動した取引ができるようになり、ウォール街レベルのデータが一般トレーダーに提供される。
独占データ契約により、PolymarketはNPMの信頼性ある取引・価格情報にアクセスでき、的確な決着が可能となる。
これにより、従来は機関投資家や適格投資家だけに限られていた、総額5兆ドル超の評価額を持つおよそ1600社のユニコーン企業へのエクスポージャーが実現する。
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トレーダーは、「企業Xが第3四半期までに100億ドルの評価額を達成するか」「年末までにIPOを実施するか」といった特定マイルストーンを対象に、Yes/No型契約を購入する。
価格は0.01ドルから0.99ドルの範囲で群衆による確率を反映し、勝利した契約はNPMの機関投資家向けデータをもとに1ドルで清算される。
今回の開始は、予測市場への関心が急増する中で実施された。Polymarketは、主要イベント時に週単位で数十億ドル規模の取引高を記録し、ICE(NYSEの親会社)との提携ではプラットフォームの評価額が80億〜90億ドルに達したとされる。
個人投資家は、IPO前の動向に対するリスクヘッジや投機に新たな手段を得る。一方、機関投資家は、従来データフローの補完として群衆の知見を活用できる。
今後数週間でさらに多くの非上場企業市場を順次展開へ。この提携は、予測市場が信頼性ある金融商品として主流化しつつあることを示す。
今後数カ月で、投資家の流動性の低い案件への評価・アクセス手法にも影響を及ぼす可能性がある。
